2012年2月2日木曜日

転職したであります

約10年間にわたり勤めてきた会社を昨日付けで退職した。退職した理由は細かくあげるとキリがないけど、大きく2つ。



  • 会社の業績悪化で給与が激減し、3人の子供たちを養うのが厳しくなった
  • 新宿の事務所が閉鎖され、多摩の事務所に集約されたため、通勤時間が片道2時間くらいになった



まぁ、そうなった原因が「細かくあげると」っていうところなんだけど、ここは一つ過去は振り返らずに未来を見よう。


さて、1ヶ月程度転職活動を行ったわけですが、活動中に年末までやっていた某大手企業のプロジェクトの担当者の方から連絡が入り、「どうしても手放したくないので、上司に相談したら『だったら個人で来てもらいなよ』っていう案をいただいた。どうでしょうか?」というお誘いを受けた。


手放したくない理由として、そのプロジェクトのノウハウはもちろん、提案力やコミュニケーション能力、積極性や障害時の対応等々、ほかのソフトハウスを見てもなかなかいない逸材だからだそうだ。ここまで評価してくださって、本当にありがたい。


しかし、フリーランサーになるということはリスキーである。後ろ盾がなく、社会的信頼も低い。何よりいつ仕事がなくなるかわからない。


ただ、転職活動して感じたのは、私が居た会社にずっといても、2次受け3次受けが基本でプライムが経験出来ない。つまり要件定義やコスト管理等々の上流の上の方に携われずに、キャリアアップにはまず向かないということ。


ただ、リスクは大きいけど、メリットになる部分も非常に大きく、キャリアアップは出来るし、某大手企業から多大な評価を頂いていたという実績も残る。うまくいけばそれなりに稼げるとかとか。


転職のぎりぎりの年齢が多分35歳だから、32歳の私に残された時間は3年。3年間、がむしゃらに働いて働いて働き抜こうと決めて今日に至る。


ただ、個人は信用がある口座を持っていないため、直接大手企業とやりとりするのは基本的にNG。で、契約上は口座を持っているソフトハウスの外注として入る形になる。


最初に紹介してもらったソフトハウスは手数料として2割を持っていくとのこと。た、たけぇ。月100万だったら20万持っていかれる。


そのタイミングでうちを使ってはどうだ?と名乗りを上げたのが私が居た会社である。10年くらい居た会社で、いろいろと恩があるのを考えてそっちで行く事にし、先に紹介してもらったところはキャンセル。キャンセルした直後に私の会社から連絡があり、やっぱりうちの口座を貸す事は出来ないと言われる。うぉい!そっちから持ちかけてきておいてそれはないよな!


で、私の個人的な人脈をあたり、いいところを紹介してもらえる事になった。


そんなこんなのやりとりが今の今まで続いていて、いつ終わって、いつ始まるのかよくわからん状態。


ただまぁ、状況がどうであれ、やると決めたからには、こういういざこざも含め、全力疾走するさ。


だらだらと書いてしまった。早く寝て明日に備えよう。