2009年7月24日金曜日

新・人間革命 4196

昨日、↓ここに感銘を受けた。


 伸一は、この碑文は、核戦争の過ちを二度と起こさないという、人類の誓いであるととらえていた。
 誰が加害者で、誰が被害者であるかを明らかにすることも必要であろう。だが、慰霊碑にとどめるべきは、平和の誓いである。
 また、被害者であるとの考えのみにとらわれ、加害者を糾弾しているだけでは、憎悪と報復の連鎖を繰り返すだけである。世界の恒久平和を創造していくには、被害者・加害者という分断的な発想を転換し、地球上の全ての人が、同じ人類、世界市民としての責任を自覚することが必要である。
伸一は、慰霊碑の言葉は、それを世界に明示するものとして、高く評価していたのだ。

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