2009年7月17日金曜日

龍の家

お昼休み、職場の後輩に「ラーメン食べにいきませんか?」と誘われた。

※この後輩は良く登場する「後輩君」ではない。ドMなので以下「ドエム」としようか

しょうがないなぁ。誘われたら行くしか無いよね。

どうやら行きたいラーメン屋があるとのこと。

昨年中途で入社した年上の方(人のケツばっかりもんでいるので、以下、モミゾウと呼ぶことにする)と、協力会社の女の子(旦那と卓球するらしいので以下卓球少女と名付ける)と4人で職場を出る。

卓球少女に「ラーメンは好きなの?」と聞くと、かなり好きらしく、旦那としょっちゅう行っているらしい。なんだか中国数千年の歴史を感じるぞ。


そして歩く事3分。

しぶしぶ連れて行かれたのが(笑)、こちらのお店。


 #なんと!pgさんにレポートをお願いされていた店ではないか!!!

 >pgさん
 いや〜、申し訳ないです。
 デジカメスペックのNEW携帯を忘れてしまったので
 ビジュアル的な記録を残す事ができませんでした。
 文章を読んで想像力で味わってくださ〜い。



開店直後という事もあり、店の前にはテレフォンショッキング並に花飾りが沢山置かれていた。差出人は超有名ラーメン店の名前ばっかりだ。

お昼時ということもあり、若干並んでいた。が、5分もすれば中に入れた。

レイアウト的にカウンターが10席ちょい。奥にはテーブル席2人用が1つと4人用が1つ。

ここの店員、若い男女が多いのだが、やたら元気がいい。あと愛想も抜群だ。

卓球少女はデフォルトのラーメンをチョイス。

私とモミオとドエムの男3人はつけ麺中盛り750円。

食券を購入し、丁度4人用が空いたので、難なく座る事ができた。

テーブルに、注意書きが。ふむふむつけ麺は時間がかかるのね。


食券を店員に渡すと、「つけ麺は時間が・・・」っていう説明が始まる。

どんだけ丁寧やねん!って思うぐらいすごい接客だ。

待ち時間にこれを食べててくださいと出されたのは、ピリ辛のもやしと高菜である。

うん。辛い。

しかし、このお店。ラーメン屋とは思えない焼き肉屋さんのにおいがするのだ(笑)

チャーシューとかあぶってんのかな?と思っていたら、卓球少女のラーメンが登場。

彼女は固麺をお願いしていた。

ホームページの絵はこれ。


九州ラーメンだね。私はこの白濁スープにキクラゲ系があまり好きではない。(嫌いでもないが)

なのでつけ麺をチョイスした。

なんと!ホームページのメニューにつけ麺がないではないか!

新宿限定のメニューなのか?

つけ麺が登場する前に、「お好みでどうぞ」と酢を持ってきてくれた。

モミノスケは「頭が固いんで、いっぱい飲まなきゃ」と言っていた。誰も否定しないところがうける。年下からも弄られる、愛嬌があって面白い人だ。それでいて結構熱くていい人なんだわ。

ちょっと待つ。

そして、運ばれて来たつけ麺に大の男どもは驚きを隠せなかった。

なんじゃこりゃ?

スープに黒い物体が沢山浮いているのである。

かき混ぜてみると、黒い物体の隙間から豚骨スープを垣間みる事が出来る。

それで、麺は蕎麦のような形状と色をしている。

ほいじゃぁ食ってみるか。






う、うめぇ。

神が降りた。

この黒い物体は、「焦がしなんとか」だ。「なんとか」が何か全くわからない!しかしこの風味。たまらん!そして黒い物体にまぎれて、あぶられた鳥の細かいチャーシュー的なものが浮かんでいる。麺の歯ごたえも絶妙。トッピングのメンマと海苔は普通だが、チャーシューはこれまたあぶられているのだ。どうりで焼き肉のスメルがする訳だ。

「この黒いのなんすかね?」
「鳥が焦げてるのかな?」
「それって発がん性物質じゃないの?」

などと話しながら食べていたら、店員がきてこう告げる。


「つけ麺のお客様は、食べ終わりましたら ごXX を持ってきますので、スープは飲み干さないようお願いします」


ごXXが聞き取れなかったorz

モミオロメンとドエムも聞き取れなかったようだ。

スープ割りのことかなぁ?

でも「ごはん」って言ったようにも聞こえたなぁ。

まぁ来ればわかるか、と開き直り、無心に食べた。
そういえば、つけ麺特有の酸っぱさはない。すっぱいのが好きな人の為に酢があるのかなぁ。
気分転換に酢を入れてみる。これはこれでうまい。

当然、卓球少女は先に来たので食べ終え、待っててくれている。

最後の方になっても、スープがそこまで冷たくなる事はなかった。

そして男3人が食べ終えた頃、店員は小さな小鉢とやたら大きなレンゲを持ってきた。

なかにはなんと、おかゆのようなものが入っていた。

そうか、これをスープの中に入れて食べろという事だな。

ということで、おかゆをスープに入れる。


でかいレンゲでかき混ぜ、ごはんをすくう。

レンゲが口に収まらないサイズなので、レンゲの淵でご飯とスープをすする。



やべぇ。

これやべぇよ。

おかあちゃん、やべぇよ。

まじで。

スープを全部逝ってしまいそうだ。

危険信号が点灯したので、適度に切り上げた。

モミアゲもそこそこに切り上げているようだ。

ドエムは全部飲んじゃったのね(笑)若いなぁ。


久しぶりのヒットだな。また来たいと思う。

2 件のコメント:

さくらまる さんのコメント...

モミゾウ → モミオ → モミノスケ → モミオロメン → モミアゲ

とうとう最後は別のものになったね。
まぁそもそもが「もの」ではないけど。


しっかし、美味そうだなぁ。
絵がない分、余計そそられる。
君はぜったいに石神さんに弟子入りするか、石神さん専属のライターになるべきだよ。

ChallengeAndResponse さんのコメント...

丁寧に拾ってくれてあざーっす!

なるほどぉ。絵が無い方がそそられることもあるのね。

石神と聞いて、私の脳内人物データベースにヒットしたのは、容疑者Xの献身でした。
石神さんでグーグルってみたんですが、石神秀幸さんかいな?
お恥ずかしいことに、知りませんでした。
そんな私が弟子入りなんて。。。してみたい。ラーメンを食べる仕事なんていいなぁ。ただ好き嫌いが激しいから、偏りがあるのでブログでほそぼそとレポートした方がいいのかもしれないと思いつつ。。。憧れるなぁ。