弘美、夜中にうなされる

弘美の氷枕を作ってあげていたのだが、どうにも氷が足らん。

濡れタオルで頭を何度か冷やしてあげる。

私は３時半頃、寝る。

朝、子供達が騒いでいる。

私は７時半に起床した。

嫁さんは頭痛がひどい。

弘美の体温は相変わらず高い。

しようがない。会社を休む。

嫁さんには寝てもらって、私と子供達は９時に病院に行く。

問診しているときはなかなかおりこうさんにしている。

が、体重を量る時は極度に反発した。

でも、そこはさすが小児科医。

裏で私と子供だけで体重を量らせた。

弘美はおとなしく体重計に乗った。

１３kg。

知らなかった。

嫁さんからは、「病院行っても座薬しか貰えない」と言っていたが、ものすごい多い種類の処方箋を出してくれた。

薬を持ち帰ると、嫁さんが感動していた。

「こんないい薬、いっぱいあるんじゃん」だって。

それで私はまた、主婦業をやるわけ。

しかし、今日に限ってうちのマンション、断水なのだ。

しようがないので、出前をとる。

午後、さすがに家にこもりっぱなしで、美佳のフラストレーションがMAX。

公園に連れて行くことを約束する。

滑車がある公園がいいらしい。

ちょっと遠いのだが、私は「いいよ〜」と二つ返事。

基本的に私が用意しているのは「はい」の二文字しかないのだ(笑)

そこの公園まで自転車二人乗りで行った。

ちょうど、美佳と同じクラスで同じグループのお友達が遊んでいて、美佳のテンションが最高潮に達したのだ。

二人で何度も滑車をやって、うんていやブランコやあれやこれやでものすごいエネルギーに圧倒される。

例えるなら悟天とトランクスだろう。そのうちフュージョンを始めると思う。

２時半解散。

やばい。雨が降り始めた。

最寄りの東急ストアでブレイクタイム。

美佳はいつもの「ネムイ〜〜〜」が始まった。

「ジュースとアイス、どっちがいい？」

「アイスアイスアイスアイス！！！」

もはや、眠気は忘れている(笑)

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さぁ今日もおいしいアイスの食べ方講座の時間がやってきました。

まず、ICE BOXと炭酸のジュースを購入します。

アイスを砕き、ジュースを入れます。

炭酸が爆発するので気をつけて下さい。

あとは食べるだけです。

さぁどうぞ。

いただきま〜す。

おいし〜〜〜〜〜。

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これは是非、お勧めしたい。

美佳はペロっと食べてしまった。

雨がやまないので、しょうがない。このまま帰るか。

美佳曰く、「あ、そうだ！速いスピードだったらあんまりぬれないんじゃない？」。

「そうか！わかった！急いで帰ろう」

本当はスピードが速い方がぬれちゃんだけど、この発見には乗ってあげた。

家に到着。

私はめちゃめちゃ濡れた。

しかし、美佳は濡れていない。

そうか、雨水は私が全部かぶり、美佳は私の背中に隠れていたので濡れなかったのか！！！

彼女の発見は間違いじゃなかった。確かに濡れなかった。美佳が(笑)

帰宅すると、相変わらず弘美は寝たままだった。

嫁さんは寝ることに疲れたらしく、ビーチボーイズをぼんやり眺めていた。

夜ごはんを弘美に食べさせ、大量のお薬を飲ませようとしたが、「からい」って激しくいやがるのだ。無理矢理飲ませたが、そのせいでちょっと熱が上がるのだ。まぁ、良く眠れるからいいか。

折角いい薬をいっぱい貰っても、薬をいやがるのはきびしいなぁ。

明日は大事な打ち合わせがあるので、休めない。

早く嫁さん、よくなっておくれ〜〜。