見た。
久しぶりに見た。
嫁さんはほろ酔いで、10半には落ちていた。
どこがいい?って聞かれると言葉にならんが、いい映画だと思う。
子供が2時間半集中してじっとしているというのは、それだけで奇跡に近い。
それを成し遂げる魅力がある。
ジブリでそれが出来るのは、おそらく「千と千尋の神隠し」と「トトロ」ぐらいなもんだろう。「猫の恩返し」もいい線いくが、あれは割と短いのだ。
私は千尋の成長が見ていてすがすがしいと思った。
そしてみんな優しい。優しさが溢れとる。
ハクも。釜じいも。リンも。坊も。
そして千尋も。
普通、カオナシなんて連れて行かないよね。
そういえば、きょう、帰宅したらドラえもんやってて、ある登場人物に対して弘美が「あの子、優しいね」と言っていた。
弘美が優しいを理解していたので驚いた。
最近、ミスチルの「風と星とメビウスの輪」っていうマイナーな曲にはまっているんだけど、その一節に
「愛されて 優しくなれて
その優しさ故に 愛されて」
というフレーズがあり、よくわからんが、なんか惹かれるものを感じる。
話はそれまくってるけど、優しくできるってなんかいいね。
まぁ美佳はカオナシが怖くてみてたんだと思うけど。
(子供は怖いもの見たさでなんでも見たがる)
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