2009年6月22日月曜日

おすすめ

最近、人と話をするときにハマっていることがある。

それは「推薦図書」を聞くことだ。

少しでも読書をする人であれば、結構、話が盛り上がるんだ。

しかも、何がいいって、相手の嗜好品がわかる。つまりその人の人格を形成する上で多大な影響を与えたものを教えてくれる。ということは相手のバックボーンがわかるということなのだ。

好きなことの裏を返せば、嫌いなこともわかる場合がある場合もあるし。

要するに相手を理解する上でこれほどわかりやすいこともないかなぁと思う。

しかも薦められた本にはずれがあることは少ない。

勧められると読書欲がかきたてられる。

こんないいことはないよ。



以前、会社の研修に行った際、研修の内容はレベルが低すぎて面白くなかったけど、講師の人は戦闘力20000を超えていたので、おすすめの本を聞いてみた。沢山あるとかで後日、リスト化したものをメールで送ってくれた。今、しらみつぶしに読みあさっているが、かなり啓発されるもがあった。研修はあんまり意味なかったが、本を薦めてもらえただけで、研修に参加して良かったと思えた。


先日、職場で働く同い年の男性にワンピースを全巻お貸しした。やりとりの中で、彼の席の隣の、これまた同い年の女性の方が、ワンピース最新巻を貸してほしいといわれ、快諾。その後、彼女からメールが来た。御礼と共に、私が以前朝会で三国志を読んだ話をしたことについて言及されていたので、ここぞとばかりに推薦図書を聞いてみた。ところ、時代小説が好きらしく鬼平犯科帳の長谷川平蔵が理想の上司だという返信が来て、他にも多々おすすめの本が書かれていた。漫画も含め。彼女の立派な振る舞いもこういう書物があるからなんだろうなと頷ける。



で、落ちは?

おすすめを聞くことをおすすめする(笑)


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